株式投資を10年以上続けてきましたが、近年はパッシブなインデックス投信(ETF含む)を中心に購入・保有し続けてきました。具体的な銘柄としては、VOOやS&P500、あるいはVT等世界株式に投資するものです。
しかし、今年は高配当株を中心に投資の軸足を移して行こうと考えています。高配当株投資のメリット・デメリットは以下のようなものがあると考えています。
メリット
- 株価が比較的安定している。
- 配当金額は、株価変動とは基本的に連動することはないため、一時的な株価の上下に一喜一憂しなくて済み、心の平穏を保ちやすい。
- 配当金として、自動的に利益確定されることにより、不労所得が得られる。
- 配当金を、再投資をすることにより複利運用ができる。
デメリット
- 高配当株は一般に株価上昇がS&P500に劣ることが多く、株価が低迷することも多々ある。
- 長年高配当となっている場合には、魅力的な事業内容ではない等、それ相応の理由がある。
- 配当金として利益確定されてしまうと、課税対象となる。
- 上記理由により、一般的に高配当株は、S&P500等と比較し総合的なパフォーマンスが悪い。
最後のデメリットが一番大きく、投資を行う上で一番重要な、金額のパフォーマンスだけを考えたら、高配当株投資に、メリットがあるようにはあまり感じられません。
また、FIREを目指す人たちのバイブル的な存在(?)の FIRE 最強の早期リタイア術 では、債券、株式それぞれに分散しており、株式に関しても、複数の国のインデックスファンドETFに投資し、「4%ルール」に基づき生活することが、心穏やかに生活していける「再現性のある」方法なのだろうと思っています。
一方、私のような凡夫は、そこまで達観できないので、定期的な収入、目に見える安心を求めてしまいます(大切なものは目に見えないのかもしれませんがw)。また、投資金額がある程度の額になってくると、大卒初任給程度は振り込まれることがわかり、これも私の投資方針を転換させた理由の一つです。
このため、この一年は高配当株を中心に投資していこうと思います。
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コメント
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[…] ちょっと古い本(2018/6)ですが、高配当株投資に切り替えつつあることもあり、図書館で借りられたので読んでみました。 […]
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[…] 2013年からの累計金額は 5,304,013円 (108.99 JPY/USD)です。これで、今月の受け取り配当金は 114,236円(税引き後)となりました。ここ最近は高配当株中心に変更したので、累計カーブの傾きが急になってるのがわかります。 […]